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08月27日-01号

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  1. 館林市議会 2010-08-27
    08月27日-01号


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    平成22年  9月 定例会(第3回)           平成22年館林市議会第3回定例会会議録                   (第 1 日)                                平成22年8月27日(金曜日)                                              議事日程第1号                         平成22年8月27日(金曜日)午前10時開議第 1 会期の決定第 2 会議録署名議員の指名第 3 報告第 3号 平成21年度健全化判断比率及び資金不足比率報告について第 4 議案第38号 固定資産評価審査委員会委員の選任について第 5 議案第39号 教育委員会委員の任命について第 6 議案第40号 東毛広域市町村圏振興整備組合規約変更に関する協議について第 7 議案第41号 館林地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例    議案第42号 平成21年度館林歳入歳出決算の認定について    議案第43号 平成21年度館林水道事業会計決算の認定について    議案第44号 平成22年度館林一般会計補正予算(第2号)    議案第45号 平成22年度館林国民健康保険特別会計補正予算(第1号)    議案第46号 平成22年度館林下水道事業特別会計補正予算(第1号)    議案第47号 平成22年度館林介護保険特別会計補正予算(第1号)                                              本日の会議に付した事件 議事日程のとおり                                              出席議員(22名)    1番   田 部 井     俊  君      2番   渡  辺  充  徳  君    3番   多  田  善  洋  君      4番   泉  澤  信  哉  君    5番   荘  司  由 利 恵  君      6番   篠  木  正  明  君    7番   吉  野  高  史  君      8番   岡  村  一  男  君    9番   遠  藤  重  吉  君     10番   青  木  幸  雄  君   11番   茂  木  直  久  君     12番   野  村  晴  三  君   13番   河  野  哲  雄  君     14番   向  井     誠  君   15番   長 谷 川  正  博  君     17番   高  橋  次  郎  君   18番   井 野 口  勝  則  君     19番   高  山  吉  右  君   20番   金  子  良  平  君     21番   越  澤  勝  美  君   23番   小  林     信  君     24番   町  井     猛  君欠席議員(1名)   16番   松  本  克  巳  君                                              議会事務局職員出席者  事 務 局長  山  岸  雅  彦       次 長 兼  奥  沢  洋  二                          庶 務 係長  主幹兼議事  金  子  和  夫       係 長 代理  笠  原  正  幸  調 査 係長                                              説明のため出席した者  市   長  安 樂 岡  一  雄  君    副 市 長  金 井 田  好  勇  君  政 策 企画  戸  部  敬  宏  君    総 務 部長  木  村     豊  君  部   長  市 民 部長  菅  沼  道  雄  君    保 健 福祉  原     敬  夫  君                          部   長  経 済 部長  海  原  正  治  君    都 市 建設  森        隆  君                          部   長  環 境 水道  饗  庭     清  君    会計管理者  山  田  裕  子  君  部   長  秘 書 課長  小  山  定  男  君    企 画 課長  坂  本  敏  広  君  行 政 課長  茂  木  和  之  君    市 民 協働  吉  田  悦  子  君                          課   長  社 会 福祉  中  里  克  己  君    産 業 政策  町  田  健  作  君  課   長                   課   長  都 市 計画  小  倉  富  夫  君    地 球 環境  打  木  雅  人  君  課   長                   課   長  財 政 課長  田  沼  孝  一  君    監 査 委員  高  木  貞 一 郎  君  監 査 委員  鑓  田  正  美  君    教 育 長  橋  本  文  夫  君  事 務 局長  教 育 次長  赤  坂  守  民  君    教 育 総務  町  田  治  一  君                          課   長 △第1 開会及び開議                            (平成22年8月27日午前10時00分開会) ○議長野村晴三君) おはようございます。  ただいまから告示第67号をもって招集されました平成22年館林市議会第3回定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。 △第2 会期の決定 ○議長野村晴三君) まず、日程第1、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。本定例会の会期を本日から9月13日までの18日間といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。                   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長野村晴三君) ご異議なしと認めます。  よって、会期は18日間と決定いたしました。 △第3 会議録署名議員の指名 ○議長野村晴三君) 次に、日程第2、会議録署名議員の指名をいたします。  会議録署名議員に、3番、多田善洋君、14番、向井誠君、17番、高橋次郎君を指名いたします。 △第4 諸般の報告議長野村晴三君) 次に、諸般の報告をいたします。  事務局長より報告いたさせます。 ◎事務局長山岸雅彦君) ご報告申し上げます。  地方自治法第121条の規定に基づきまして、市長教育委員長並び監査委員から通知のありました議事説明員を申し上げます。職名のみ申し上げます。市長、副市長政策企画部長総務部長市民部長保健福祉部長経済部長都市建設部長環境水道部長会計管理者秘書課長企画課長行政課長市民協働課長社会福祉課長産業政策課長都市計画課長地球環境課長財政課長教育長教育次長教育総務課長代表監査委員監査委員事務局長、以上でございます。  次に、お手元に配付いたしましたとおり、陳情書が1件提出されております。  次に、教育委員長から地方教育行政の組織及び運営に関する法律第27条の規定によりまして、平成21年度館林教育行政報告書が提出されておりますので、ご報告いたします。  以上で報告を終わります。 △第5 報告第3号 平成21年度健全化判断比率及び資金不足比率報告について ○議長野村晴三君) 次に、日程第3、報告第3号 平成21年度健全化判断比率及び資金不足比率報告についてを議題といたします。  当局の説明を願います。  市長、安樂岡一雄君。                   (市長 安樂岡一雄君登壇) ◎市長(安樂岡一雄君) 報告第3号 平成21年度健全化判断比率及び資金不足比率報告について申し上げます。  本件は、「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」に基づく判断指標監査委員の審査に付し、その意見書をつけて報告するものでございます。  内容について申し上げますと、健全化判断比率であります実質赤字比率及び連結実質赤字比率につきましては、実質収支及び連結実質収支が黒字であるため赤字比率はないものとなります。  続いて、実質公債費比率につきましては6.8%、将来負担比率は111.9%でございます。  次に、公営企業会計における資金不足比率につきましては、該当となる下水道事業特別会計農業集落排水事業特別会計水道事業会計のそれぞれの会計において資金不足額は生じておりませんので、資金不足比率はないものとなります。  以上、すべての指標におきまして、財政の早期健全化及び財政の再生並びに公営企業の経営の健全化を図るべき国の判断基準以下の数値となっておりますので、今後とも、財政の健全性を維持しながら、「優しさと安心のまちづくり」を目指し、市民福祉の向上に努めてまいりたいと考えております。  以上、報告といたします。 ○議長野村晴三君) 質疑を行います。                   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長野村晴三君) 質疑を打ち切ります。  以上で報告第3号を終わります。 △第6 議案第38号 固定資産評価審査委員会委員の選任について ○議長野村晴三君) 次に、日程第4、議案第38号 固定資産評価審査委員会委員の選任についてを議題といたします。  提案理由説明を願います。  市長、安樂岡一雄君。                   (市長 安樂岡一雄君登壇) ◎市長(安樂岡一雄君) 議案第38号 固定資産評価審査委員会委員の選任について申し上げます。  固定資産評価審査委員会委員丸山秀三君は、本年9月15日をもって任期満了となりますが、同君は税に対する高い識見を有しており、固定資産評価審査委員会委員として適任と考えますので、引き続き選任いたしたく、地方税法第423条第3項の規定により、議会の同意を求めるものでございます。  よろしくご審議の上、ご同意くださるようお願いを申し上げまして、提案理由説明といたします。 ○議長野村晴三君) 質疑を行います。                   (「質疑なし」と呼ぶ者あり)
    議長野村晴三君) 質疑を打ち切ります。  お諮りいたします。本案については委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。                   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長野村晴三君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会の付託を省略することに決しました。  討論を行います。                   (「討論なし」と呼ぶ者あり) ○議長野村晴三君) 討論を打ち切ります。  採決いたします。  議案第38号を同意することに賛成の方は挙手を願います。                   (挙手全員) ○議長野村晴三君) 挙手全員。  よって、議案第38号は同意することに決しました。 △第7 議案第39号 教育委員会委員の任命について ○議長野村晴三君) 次に、日程第5、議案第39号 教育委員会委員の任命についてを議題といたします。  提案理由説明を願います。  市長、安樂岡一雄君。                   (市長 安樂岡一雄君登壇) ◎市長(安樂岡一雄君) 議案第39号 教育委員会委員の任命について申し上げます。  本案は、教育委員会委員前山秀樹君が、本年10月8日をもって任期満了となりますので、新たに梶田万里子君を任命いたしたく、議会の同意を求めるものでございます。  梶田万里子君は、昭和54年3月中京大学体育学部体育学科卒業後、専門知識を生かし、エアロビックを通して仲間づくり健康づくりを図る中、エアロビック指導者として市内公民館等で積極的に普及活動をされ、市民の健康体力づくりに貢献しているとともに、平成13年度から行われている「生涯エアロビック in 館林」の実行委員長館林エアロビックサークル代表、群馬県健康スポーツ指導者財団法人日本体育協会公認エアロビックマスター指導員等として活躍されております。  また、千代田町立千代田中学校などで特別非常勤講師等を歴任され、現在関東学園大学スポーツ実技非常勤講師として活躍されております。  このように同君においては、スポーツを通して教育に深い理解と識見を持ち、人格高潔であり、本市教育委員会委員として最適任者と考えますので、任命いたしたく、議会の同意を求めるものでございます。  よろしくご審議の上、ご同意くださるようお願い申し上げまして、提案理由説明といたします。 ○議長野村晴三君) 質疑を行います。                   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長野村晴三君) 質疑を打ち切ります。  お諮りいたします。本案については委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。                   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長野村晴三君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会の付託を省略することに決しました。  討論を行います。                   (「討論なし」と呼ぶ者あり) ○議長野村晴三君) 討論を打ち切ります。  採決いたします。  議案第39号を同意することに賛成の方は挙手を願います。                   (挙手全員) ○議長野村晴三君) 挙手全員。  よって、議案第39号は同意することに決しました。 △第8 議案第40号 東毛広域市町村圏振興整備組合規約変更に関する協議について ○議長野村晴三君) 次に、日程第6、議案第40号 東毛広域市町村圏振興整備組合規約変更に関する協議についてを議題といたします。  提案理由説明を願います。  市長、安樂岡一雄君。                   (市長 安樂岡一雄君登壇) ◎市長(安樂岡一雄君) 議案第40号 東毛広域市町村圏振興整備組合規約変更に関する協議について申し上げます。  本案は、東毛広域市町村圏振興整備組合規約の変更について、地方自治法第286条第1項の規定により、組合を組織する団体間において協議の上定めることについて、同法第290条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。  規約変更の理由でございますが、臨海学校東毛歴史資料館、群馬の水郷の譲渡等により、現在、組合が管理、運営する施設は東毛林間学校のみとなり、組合共同処理事務が縮小したことから、事務局組織見直し等を図ってきたところでございますが、今般、組合議会につきましても、その議員定数等見直しを図るべく、組合規約の一部を改めるものでございます。  変更の内容でございますが、1点目が、規約第5条に規定する議員定数を、現行の「24人」から「10人」に改め、その選出区分について「太田市9人、館林市5人、板倉町2人、明和町2人、千代田町2人、大泉町2人、邑楽町2人」を「太田市3人、館林市2人、板倉町1人、明和町1人、千代田町1人、大泉町1人、邑楽町1人」に改めようとするものでございます。  2点目が、組合議員選出方法について規定した第6条の改正で、「関係市町議長をもって充てるほか」を削除するものでございます。  なお、附則として、施行日平成22年12月1日とし、施行日の前日において組合議員であった者は、施行日にその職を失う旨を規定するものでございます。  よろしくご審議の上、原案のとおり議決くださるようお願い申し上げまして、提案理由説明といたします。 ○議長野村晴三君) 質疑を行います。                   (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長野村晴三君) 質疑を打ち切ります。  お諮りいたします。本案については委員会の付託を省略いたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。                   (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長野村晴三君) ご異議なしと認めます。  よって、委員会の付託を省略することに決しました。  討論を行います。                   (「討論なし」と呼ぶ者あり) ○議長野村晴三君) 討論を打ち切ります。  採決いたします。  議案第40号を原案のとおり可決することに賛成の方は挙手を願います。                   (挙手全員) ○議長野村晴三君) 挙手全員。  よって、議案第40号は原案のとおり可決されました。 △第9 議案第41号~議案第47号(提案説明) ○議長野村晴三君) 次に、日程第7、議案第41号から第47号までの7件を一括して議題といたします。  提案理由説明を願います。  市長、安樂岡一雄君。                   (市長 安樂岡一雄君登壇) ◎市長(安樂岡一雄君) 議案第41号 館林地区計画区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。  本案は、楠地区計画区域変更決定をもとに、適切かつ合理的な土地利用を誘導し、将来にわたり良好な環境を維持保全するため、本条例の一部を改正しようとするものでございます。  次に、議案第42号 平成21年度館林歳入歳出決算の認定について申し上げます。  平成21年度は、景気低迷による地方税の減収など厳しい財政状況の中、安全安心緊急経済対策などについて重点的に取り組み、市民生活における現下の課題に適切に対応するとともに、将来の布石につながる施策にも配慮した予算を編成し、その執行に当たっては効率的・計画的な事業執行に努め、計画した各種施策についても所期の目的を達成することができたものと考えております。  はじめに、一般会計決算状況について申し上げます。  一般会計は、最終予算額281億8,311万2,432円に対し、歳入決算額は285億6,652万9,196円で、予算に対する収入率は101.36%となります。  また、歳出決算額は272億3,142万1,496円で、その執行率は96.62%となり、歳入歳出差し引き残高は13億3,510万7,700円でございます。  このうち繰越明許費に係る一般財源2,603万5,000円を差し引いた実質収支額は13億907万2,700円で、このうち8億円を財政調整基金に、5,000万円を職員退職手当基金にそれぞれ積み立てし、繰越明許費に係る一般財源を含む4億8,510万7,700円を翌年度へ繰り越すことといたしました。  次に、平成21年度において実施いたしました主な施策について、第四次総合計画後期基本計画の8つの基本目的に沿って申し上げます。  最初に、「市の自然・歴史・文化等地域特性を活かし、便利で心豊かな生活をおくることができるまち」に関しましては、館林東西駅広連絡通路及びバリアフリー化を含めた橋上駅舎整備事業が完了したほか、市街地の道路を歩行者が安心して移動できるように道のでこぼこ解消や、あんしん歩行エリア整備事業を引き続き実施いたしました。  また、西部第一中・南地区や西部第二地区などの土地区画整理事業を推進するとともに、東部環状線改良事業(市道3363号線)に着手するなど、着実な都市基盤整備に努めました。公園整備では、多々良沼周辺自然景観を望む安らぎの散歩道を整備する夕陽の小径整備事業や、城沼南岸桜並木の創出などを行い、城沼周辺周遊性を高める朝陽の小径整備事業が完了いたしました。  第2に、「安全で快適に暮らすために、環境にやさしく、災害に強いまち」に関しましては、民間の木造住宅に対する耐震診断の実施、消防における防火水槽の新設や第4分団2班詰所の移転新築洪水ハザードマップの作成など、市民の安全を守り災害に備えたほか、昨年7月27日に起きた竜巻災害に際しましては、被災者支援条例の制定と予算措置を速やかに行い、被災者への生活再建支援に努めました。  また、CO2対策及びヒートアイランド対策といたしまして、太陽光発電システム設置補助、緑のカーテン事業気温センサネットワーククールハウス実証実験ミスト機の貸し出しなど、環境や資源に配慮したまちづくりを推進いたしました。  第3に、「自立し安定した生活をおくるために、お互いを尊重し助けあい、自主性自立性をもって積極的に社会参加できるまち」に関しましては、福祉医療費助成の対象を通院・入院とも中学校3年生まで拡大するとともに、生活困窮者に対する扶助や、いきいきタクシー制度医療機関への通院助成制度など、継続して実施いたしました。  第4に、「心身ともに健康な生活をおくることができるまち」に関しましては、医師育成修学資金貸与制度、医師の労働環境の改善などの医師確保対策に努めたほか、特定不妊治療の助成や妊婦健康診査公費負担を拡大するなど、各種健康診査を引き続き実施し、安心して生活できる環境整備を推進いたしました。  第5に、「心豊かな生活をおくるため、生きがいをもって学びあえるまち」に関しましては、公民館における稲作体験学習通学合宿など、地域社会と連携した青少年育成事業の拡充に努めたほか、引き続き上赤生田学びの森の整備を行い、身近な自然を学習できる環境を整えました。  また、向井千秋記念子ども科学館においては、世界天文年特別企画日本人宇宙飛行士応援イベントを開催するなど、子供たちの科学に対する関心にこたえる事業を実施いたしました。  第6に、「心身ともに健康で、心豊かにたくましく生きる子どもが育つまち」に関しましては、児童手当児童扶養手当、第三子誕生祝金の支給を継続して実施したほか、児童数の多い第十小学校区の児童クラブに施設を追加整備するなど、安心して子供を産み育てるための環境を充実いたしました。  また、国の緊急経済対策の財源を有効に活用し、第一小学校・第八小学校屋内運動場、第三中学校教室棟耐震補強改修工事や、養護学校空調設備工事を実施するとともに、市内小中学校等への地上デジタル放送対応テレビの設置や校内LAN設備整備により、教材教具の充実に取り組んだほか、教諭補助員特別支援教育介助員を適切に配置するなど、教育環境整備に努めてまいりました。  また、以前より県に要望しておりました県立館林高等特別支援学校(仮称)の建設に向けて、その用地取得を行い、平成23年4月の開校に備えました。  第7に、「活気に満ちた産業にあふれ魅力ある都市となるため、創造性先進性に満ちた技術や人材が育まれているまち」に関しましては、谷田川北部当郷地区上三林地区農道整備や、大島地区ほ場整備調査などの農業基盤整備を進めるとともに、新ブランド創出に向けての取り組みや、安全安心野菜生産地づくり支援事業新規就農者や農業の担い手支援を推進いたしました。  また、中小企業資金需要に対応するために融資制度見直しを行い、経営安定資金に対して1年間の無利子となる利子補給制度を創設するなど、経営の安定化に努めるとともに、緊急の対応が必要な雇用対策におきましては、雇用創出事業中小企業緊急雇用安定助成金などにより、積極的な対応を図りました。観光面では、四季折々の花をテーマにして、団体などとの連携によりさまざまなイベントを展開し、年間を通じて200万人を超える集客が得られました。  第8に、「意見や提言が市政に反映され、市民と行政がともに歩むまち」に関しましては、各行政区が区民総参加で実施するさまざまな行事に対し、引き続き一区一彩事業助成金を交付し、各行政区の活動の活性化を図ったほか、第五次総合計画策定などに市民の意見や提言を反映させ、市の将来像を市民協働で計画し、具現化を図ることを推進いたしました。  以上、歳出面における主要施策の概要について申し上げました。  次に、歳入の概要について申し上げます。  歳入決算額につきましては、冒頭で申し上げましたとおり285億6,652万9,196円で、前年度比7.4%の増額となっております。  このうち、前年度決算額に比較して増額したものは、地方消費税交付金が4.4%、地方特例交付金が4.8%、地方交付税が14.2%、交通安全対策特別交付金が2.5%、国庫支出金が84.8%、県支出金が4.3%、財産収入が157.2%、繰越金が28.6%、諸収入が17.8%増加しております。  一方、減額となったものは、市税が2.0%、地方譲与税が6.0%、利子割交付金が19.0%、配当割交付金が11.5%、株式等譲渡所得割交付金が18.5%、自動車取得税交付金が35.9%、分担金及び負担金が1.6%、使用料及び手数料が4.7%、寄附金が64.7%、繰入金が13.7%、市債が19.1%の減少となっております。  特に歳入面においては、定額給付金や国の緊急経済対策などにより、国庫支出金は大幅な増額となりましたが、地方譲与税や交付金の減額、市税の減収の中でも法人市民税が23.4%減額となりましたことなどは、先行き不透明感が強く、厳しい経済情勢を反映したものでございます。  次に、各特別会計について申し上げます。  国民健康保険特別会計では、歳入84億4,203万1,333円、歳出81億9,254万9,551円、差し引き2億4,948万1,782円の黒字でございます。  国民健康保険を取り巻く環境は、一般会計と同様、依然として厳しい状況でございますので、今後の運営につきましても、健全財政の確保を念頭に、医療費の適正化を図りながら国保財政の運営に努めてまいりたいと考えております。  下水道事業特別会計では、歳入22億8,400万9,232円、歳出21億8,131万3,608円、差し引き1億269万5,624円の黒字でございまして、引き続き管きょ整備及び処理場整備を進めてまいります。  老人保健特別会計につきましては、歳入1億1,654万975円、歳出1,589万5,093円、差し引き1億64万5,882円の黒字でございます。  農業集落排水事業特別会計では、歳入4,856万2,015円、歳出4,405万6,881円、差し引き450万5,134円の黒字でございまして、下早川田町、木戸町地区の排水処理を行いました。  介護保険特別会計では、保険事業勘定において、歳入46億2,678万5,461円、歳出45億5,856万6,623円、差し引き6,821万8,838円の黒字でございます。また、介護サービス事業勘定においては、歳入2,592万1,850円、歳出2,283万4,030円、差し引き308万7,820円の黒字でございまして、2つの事業勘定の歳入歳出とも順調に推移しておりますので、今後も、運営につきましては万全を期していきたいと考えております。  後期高齢者医療特別会計につきましては、歳入6億2,929万478円、歳出5億9,778万8,068円、差し引き3,150万2,410円の黒字でございます。  一般会計、国民健康保険特別会計を初め、各特別会計における歳入歳出決算の概要について申し上げましたが、それぞれの目的に沿って「主要な施策の成果に関する説明書」に掲記いたしました事業を実施し、各会計とも実質収支は黒字決算という結果を得たところでございます。  以上、各会計を通じての平成21年度決算の概要について申し上げましたが、本市の財政環境は依然として大変厳しい状況でございます。しかしながら、議員各位を初め市民の皆様の深いご理解とご協力によりまして、市政全般にわたる諸施策を推進し、着実な進展が図られたものと考えております。  今後も、経済の動向に即応した機動的かつ弾力的な運営が求められることが予想されますが、市民福祉の向上のために、財源の確保に努めるとともに、施策の選択と重点化を進め、全職員があらゆる方策を探り、総力を結集し取り組んでいきたいと考えております。よろしくご審議の上、認定くださいますようお願い申し上げます。  次に、議案第43号 平成21年度館林水道事業会計決算の認定について申し上げます。  本年度における収益的収支につきましては、事業収益が18億2,394万7,985円で、前年度に対し5,986万6,337円の減収となりました。主な理由を申し上げますと、加入金などのその他営業収益が538万3,796円、雑収益などの営業外収益が624万8,221円減収となったほか、水需要の減少により上水道給水収益が5,089万820円減収となったことによります。  また、事業費用は16億2,659万758円で、前年度に対し847万4,514円の減額となりました。主な理由を申し上げますと、委託料が1,230万1,178円増額となりましたが、支払利息など営業外費用が2,042万7,274円減額となったことによります。  この結果、純利益は消費税抜きで1億7,319万3,828円を計上することができました。  次に、資本的収支でございますが、収入総額は2億4,585万9,400円で、主なものは企業債が2億1,000万円、他会計等負担金が3,585万9,400円でございます。  これに対する支出額は、建設改良費5億3,473万7,253円、企業債償還金3億5,267万2,268円などで、総支出額は8億8,740万9,521円でございます。  主な建設改良事業と成果について申し上げますと、管路網では、国道354号等の配水管布設工事及び老朽管の布設替工事など7.5キロメートルを整備いたしました。また、浄水施設では第三浄水場に自家発電設備を整備したほか、外周フェンスの高尺化工事を行い、安全で安定した給水が図れるよう整備いたしました。  なお、資本的収入が資本的支出に対し不足する額、6億4,155万121円につきましては、消費税及び地方消費税資本的収支調整額2,351万164円、建設改良積立金2億1,000万円、損益勘定留保資金4億803万9,957円で補てんをいたしました。  また、本年度における未処分の利益剰余金1億7,824万2,437円につきましては、減債積立金に1,000万円を、建設改良積立金に1億6,000万円を積み立て、残りの824万2,437円は翌年度繰越利益剰余金と考えております。  今後におきましては、水道ビジョンの目標とする計画、施策にのっとり、さらに業務の強化を図り、安全かつ安定した供給と健全な経営を念頭に努力してまいりますので、よろしくご審議の上、認定くださるようお願い申し上げます。  次に、議案第44号 平成22年度館林一般会計補正予算(第2号)について申し上げます。  本案は、歳入歳出予算において、7億398万1,000円の追加補正及び債務負担行為の追加でございます。  内容について申し上げますと、国県支出金の内示、寄附金の受け入れに伴う予算化及び年度の前半を経過する時点で、緊急を要するものについて補正するものでございます。  まず、歳出の主なものについて申し上げますと、総務費では、総務管理費における指定寄附金のふるさとパートナー基金への積み立てのほか、債務負担行為と一連の予算措置として、本市の行政運営システムの基幹となる住民情報等システムの更新・運用を図るための情報化推進事業の追加でございます。  民生費では、社会福祉費において、社会福祉総務、応急生活資金貸付金の追加、指定寄附金の地域福祉基金への積み立て、支給要件の緩和等により申請者が増加したことに伴う住宅手当緊急特別措置事業の追加のほか、人工透析患者の増加等に伴う障害者自立支援事業、施設入所者の地域生活への移行を支援するための障害者自立支援対策臨時特例交付金事業の追加、児童福祉費における児童育成クラブ事業の追加、生活保護費においては、生活保護総務、扶助費の追加でございます。  衛生費では、保健衛生費において、日本脳炎第一期予防接種者等の増加に伴う予防接種事業の追加のほか、環境衛生費における指定寄附金の地域環境基金への積み立てでございます。  農林水産業費では、農業振興対策事業の追加のほか、新規就農者等の農業機械導入を支援するための経営構造対策事業の新設でございます。  土木費では、都市計画費において、国庫支出金の内示に伴う東部環状線改良事業(市道3363号線)の追加のほか、西部第一南地区、西部第一中地区、及び区画整理推進事業の追加、公園緑地費においては松くい虫被害木の伐倒駆除を行うための緑地保全整備事業の追加でございます。  教育費では、教育総務費において、県からの委託を受けて実施する学校体育事業、特別支援教育指導事業の追加でございます。  以上、歳出関係の概要を申し上げましたが、この財源につきましては、国庫支出金、県支出金、寄附金、諸収入を充当し、不足する財源につきましては、繰越金を充当しようとするものでございます。  また、債務負担行為につきましては、総務費で申し上げました住民情報等システムの更新・運用委託に伴うものでございます。  次に、議案第45号 平成22年度館林国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。  本案は、歳入歳出予算において、540万6,000円の追加補正でございます。  内容について申し上げますと、歳出では、平成20年度分の老人保健医療費の確定に伴う老人保健医療費拠出金の追加でございます。  この財源につきましては、国庫支出金、療養給付費交付金、県支出金を充当し、不足する財源につきましては、繰越金を充当しようとするものでございます。  次に、議案第46号 平成22年度館林下水道事業特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。  本案は、歳入歳出予算において、1,200万円の追加補正でございます。  内容について申し上げますと、歳出では、特定公共下水道費において、汚水管の補修工事を行うための処理施設管理の追加でございまして、この財源につきましては、繰越金を充当しようとするものでございます。  次に、議案第47号 平成22年度館林介護保険特別会計補正予算(第1号)について申し上げます。  本案は、歳入歳出予算において、1,701万7,000円の追加補正でございます。  内容について申し上げますと、歳出では、保険事業勘定において、国県等精算返還金の新設でございまして、この財源につきましては、繰越金を充当しようとするものでございます。  以上、よろしくご審議の上、原案のとおり議決くださいますようお願い申し上げまして、提案理由説明といたします。 ○議長野村晴三君) 以上で議案第41号から第47号までの提案理由説明を終わります。  なお、議案第41号から第47号までの質疑は、8月30日に行います。 △第10 散会 ○議長野村晴三君) 以上で本日の議事日程は全部終了いたしました。  次の本会議は8月30日午前10時から開きます。  本日はこれをもって散会いたします。                                    (午前10時47分散会)...